ディズニーの長編アニメ『トレジャー・プラネット』です。
全米で公開されたのが2002年。アカデミー長編アニメ部門を『千と千尋の神隠し』と争った作品です。
イギリスの作家ロバート・ルイス・スティーヴンソン原作の『Treasure Island(宝島)』をディズニー流にアレンジ。
舞台を宇宙に移し、宝の惑星『トレジャー・プラネット』を目指す物語となっています。
まず何と言っても映像がキレイ!
宇宙空間の神秘的な情景から迫りくる炎まで、とにかく美しい。
そして最高のスピード感!
太陽光をエネルギーとする『ソーラーボード』や宇宙船『レガシー号』が宙を切り裂くように疾走するシーンはワクワクしてしまいます。さすがディズニーと言える作品で、とっても冒険心を煽られる作品です。
ただオススメする理由はまた別にあるんですけどね。
主人公の少年ジム・ホーキンスは幼い頃、海賊の宝が眠る惑星『トレジャー・プラネット』の伝説を読み、幼心に冒険への憧れを募らせていました。
15歳になったジムは、ある日ひょんなことから『トレジャー・プラネット』への地図を手に入れます。
母親にあれは伝説だと諭されますが、ジムは自身の冒険心を抑えられず『トレジャー・プラネット』を探す冒険の旅に出発します。
宇宙船『レガシー号』をチャーターしたジムは、船長のアメリアに乗組員として働くよう指示されます。
その作業場として連れて行かれた調理場には、半身サイボーグのジョン・シルヴァーがいました。
シルヴァーの元で仕事を習うことになったジム。
しかし実はシルヴァーは、ジムの持つ『トレジャー・プラネット』への地図を狙う海賊の親玉だったのです。
お互いに薄々気づきながらも何も知らないかのように振舞う2人。
そんな中シルヴァーは、ジムが幼い頃ジムの父親が家を出て行ってしまっていたことを知ります。
父親の愛情を受けることなく育ってきたジムは、シルヴァーに父親の姿を重ね合わせます。
シルヴァーも、直向に生きながらも心に影を持つジムに対して、情と共に無限の可能性を見出し、息子に対するような感情が芽生えてきます。
シルヴァーに教えられ、自分の進む道は自分で切り開くことを決意するジム。
しかし相対する立場の2人は、ついに『トレジャー・プラネット』をめぐって対峙することとなります。
ジムとシルヴァーはどうなってしまうのか。
もしまだご覧になっていない方は、ぜひ続きをご覧になってみて下さい。
いちばんのおすすめシーンは、グー・グー・ドールズのヴォーカル『ジョン・レズニック』による『I'm Still Here』の曲にのせて、ジムの幼少期と現在を回想を交えて重ね合わせるシーンです。
ジムが幼少期、手を差し出しても受け止めてくれなかった父親に対して、今目の前にいるシルヴァーが手を差し伸べて受け止めてくれるところが、何度見ても胸がいっぱいになってしまいます。
父親の愛情がどれだけ子供にとって心強いものなのか、とても痛いほど感じられますよ。
冒険好きな子供たち、海賊好きなママ、そしてすべてのパパに見て頂きたい作品ですね♪
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