【お宮参り】とは別名「産土参り(うぶすなまいり)」とも言い、赤ちゃんが無事に誕生した事を氏神様に報告して、赤ちゃんの健康と長寿、幸福を祈願する儀式です。赤ちゃんが初めてその土地を守護する氏神様にお参りする事で、氏子の仲間入りをすると言う意味があります。またお産は「穢れ(けがれ)」と考えられていたので、その穢れを祓う意味合いもあったようですね。お参りの時期は地域により様々ですが、生後30日前後に行われることが一般的のようです。
◇お宮参りのしきたり
【お宮参り】では、父方の祖母が赤ちゃんを抱いてお参りします。赤ちゃんは出産祝いに母親の両親から贈られた祝い着をかけます。白い内着を着た上に、男の子は紺又は黒地の羽二重の紋付きで、鷹や鶴の絵柄の「のし目模様」、女の子は花柄などの友禅模様の紋付きの祝い着をかけ、そのひもを祖母の背中で結びます。母親や祖母は訪問着か色無地の一つ紋付き又は紋付きの羽織が正装です。神主からお祓いを受けたら氏子への仲間入りが認められた事になり、以前はその後、親戚やご近所に赤飯などを配る習慣がありました。
◇お宮参りのポイント
【お宮参り】は赤ちゃんの健やかな成長を祈願する行事です。赤ちゃんの体調や気候に合わせて、生後1ヶ月過ぎた頃の穏やかな日を選んでお参りするのが良いですね。あまり遠出はせず、地元の神社にお参りするのが良いでしょう。最近では付き添いも祖父や父親、母方の祖母など、しきたりにこだわらないのが一般的で、両親だけでお参りすることも多いようです。服装も、赤ちゃんは白いベビードレスなどの外出着、両親などの付き添いはスーツやワンピースなど普段着より少しかしこまった程度で構わないでしょう。お参りした後に、自宅などで身内や親しい方たちとお祝いをするのが一般的です。
◇神社への御礼
お参りは神前で手を合わせるだけでも良いですが、祝詞をあげてもらう場合は、事前に予約が必要かどうか神社に確認しましょう。その時には【お宮参り】当日に、規定の金額を赤ちゃんの名前で包みます。規定についても事前に神社に確認しておくと良いですね。表書きは「御初穂料」か「御玉串料」とします。
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