赤ちゃんが生まれてから1回目の誕生日に、無事に満1歳を迎えたことをお祝いするのが【初誕生】です。日本には元々、新年を迎えるたびに一つずつ年をとっていく「数え年」の習慣があったため、欧米のように毎年の誕生日を祝う習慣がありませんでした。しかし初めて迎える誕生日だけは盛大にお祝いしていました。生後1年くらいは赤ちゃんがちょうど歩き始める頃なので「歩き祝い」とも呼ばれます。
◇初誕生のしきたり
地域によって【初誕生】の祝い方は様々ですが、一升のお餅を赤ちゃんに背負わせたり、餅を踏ませたり、歩きはじめの赤ちゃんをわざと転ばせて、力強く成長するよう祈るなどの行事が行われます。この時に使う「誕生餅」は、「力餅」「立ち餅」「一升餅」などと呼ばれます。【初誕生】の当日は、両親や祖父母などの親戚や仲人などを招いて、赤飯やぶりなどの出世魚を用意しお祝いします。ご近所には誕生餅を配って盛大にお祝いします。
◇初誕生のポイント
最近ではバースデーケーキや子供の好物を用意して、家族やごく親しい人だけ招いて内輪でお祝いするケースが増えてきました。赤ちゃんが無事に満1歳を迎えられたことを感謝し、赤ちゃんの成長の節目としてお祝いしましょう。
◇初誕生のお祝い
【初誕生】に招かれたら、子供の靴やおもちゃ、絵本などを持参します。もちろん現金でも構わないでしょう。祖父母であれば20,000円前後、その他の人は5,000円から10,000円くらいを目安に。表書きは「初誕生祝」「祝初誕生日」とします。
◇お礼とお返し
お返しには「内祝」として紅白のせっけんなどを贈ります。遠方からお祝いを頂いた場合は、内祝の品に礼状を添えて送ります。
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